こんにちは。
カミシロです。
早いもので2020年において投資歴は14年目となります。
その長い時間の中で培ってきた様々な経験とノウハウを蓄積してきた結果、知り合いの投資スクールにおいて、およそ3年間、累計750名の方に投資を教えてきた自負と実績があります。
いろいろな稼げるノウハウに手を出してきましたが、今ではFX、株に絞って安定的に利益を出し続けています。
今や、情報社会の進化もあって、無料でオンライントレードができる、投資環境が整った素晴らしい時代になりました。
あなたも投資において、非常に興味があるからこそ、僕のこの記事を読んでいると思うので、ぜひ、一緒に投資を楽しみながら、そして生活をより豊かにする為に邁進していきましょう。
まず、簡単な説明ですが僕の手法は、トレードしようとする時の相場の背景的状況をまず把握して、さらにその相場の背景的状況においてトレンドであるかレンジであるかの状態を見きわめます。
そして、そのトレンドやレンジごとに最も得意で威力 を発揮するテクニカル指標を補完しながら用いて相場を計測することによって、エントリーやエグジット(クローズ)を行うという基本的な考え方があります。
順次、詳しく解説いたしますが、たとえばある種のオシレーター系指標では、レンジ内相場では的確であっても、上昇や下降のトレンド状態の時にダマシを出してほとんど役に立たないということがあるからです。
逆にトレンド系指標では、レンジ内相場の時に機敏性を欠くことになりやすくなるということがあります。また、テクニカル指標での相場の方向の計 測だけでは少しして反転してしまう、いわゆるサインのダマシに遭遇してしまうことがあります。
従って、ボラティリティや予想されるレートの移動範囲という今置かれている相場の背景的状況も把握しておく必要があります。
その他、実際にトレードをしていく上で、あくまで前提としている 基本的な考え方がありますので、今回の記事で詳しく解説していければと思います。
目次
株式投資、FXにおけるテクニカル分析とは
ここからは21種類のテクニカル分析に関して解説していきます。
その上で、最後に実践トレードに必要な情報をお伝てしていきます。
最初から全てを抑える必要は必ずしもありませんが、まずはこちらを確認してみてください。
単純移動平均線の特徴
単純移動平均線とは、所定の期間の価格(通常は終値を使用)の平均値です。
10日間移動平均線は、過去10日間の終値の平均値であり、10週間移動平均線とは、過去10週間の終値の平均値であり、10年間移動平均線とは、過去10年間の終値の平均値です。
例えば、第1日目が10円で、毎日10円ずつ上昇している相場があるとします。
10日目は、100円になりますから、10日移動平均線は、(10+20+30+40+50+60+70+80+90+100)÷10=55円です。
11日目は、110円になりますから、10日移動平均線は、(20+30+40+50+60+70+80+90+100+110)÷10=65円です。
第1日目の10円を引き、第11日目の110円を加えますが、1日間移動させることから、「移動」平均線と呼びます。
そして、10日移動平均線は、毎日の終値で10日連続買い付けると仮定した場合、その平均的な買いのコストだとみなせます。
すなわち、
価格が移動平均線を上回っている ⇒ 平均的な買い方に含み益が発生している
価格が移動平均線を下回っている ⇒ 平均的な買い方に含み損が発生している

単純移動平均線の応用
移動平均線は、「ボリンジャー・バンド」「乖離率」などに応用されています。
7月の毎日の平均気温が30度だとします。7月の平均気温ですから、グラフ上では、7月16日辺りに記録するのが通常だと思います。
しかしながら、単純移動平均線では、7月の平均気温は8月1日に記録します。
【乖離率】
7月の平均気温が30度の時、8月1日の気温が35度まで上昇したとします。
35度は、これまでの平均気温30度から5度高めに乖離していますので、トレンドを逸脱しているのではないか、と思います。
これが「乖離率」の考え方です。
【ボリンジャー・バンド】
7月の平均気温が30度の時、8月1日の気温が35度まで上昇したとします。
7月の気温は、平均気温30度から、おおむね±4度程度で推移していたとします。
35度は、平均気温30度+4度=34度よりも高いことになりますので、「異常値」の可能性が高いといえます。
これが、「ボリンジャー・バンド」の考え方です。
単純移動平均線の短所
単純移動平均線は、過去の一定期間の価格の平均値ですから、上昇(下降)トレンドを形成している場合、遅れがちになります。
先程の例では、10日目の価格が100円なのに、移動平均線は55円です。
この短所を補うため、最初の頃の価格よりも、最近の価格に、相対的に重点を置いた移動平均線が考えられ、「累積加重移動平均線」「指数平滑移動平均線」と呼ばれます。
また、10日間移動平均線だけではなく、より短期間 (5日間以内など) の移動平均線を組み合わせることにより、より短期のトレンドを見極める方法もあります。
単純移動平均線の使い方のポイント
▶トレンド(方向性)の明確化・確認
相場変動をならすことで、相場の方向性、流れが明確になり、上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか確認することができます。
▶支持線(サポート)と抵抗線(レジスタンス)
移動平均線は、上昇トレンドならば、支持線(サポート)として、下降トレンドならば、抵抗線(レジスタンス)として作用します。
グランビルの法則
1960年代、ウォール街の通信社の記者だった、ジョセフ・グランビルが考案した、移動平均線を活用したテクニカル分析です。
▶買いシグナル
1)中・長期線が下降の後、横ばいか上昇傾向にある時、短・中期線が、中・長期線を下から上に突き抜けた場合(※ゴールデン・クロスといいます)
2)中・長期線が上昇し続けている時、短・中期線が、中・長期線の下に下降した時
3)短・中期線が上昇し続けている中・長期線の上にあり、中・長期線に向かって下降したが、突き抜けず再び上昇した場合
4)短・中期線が下落し、下落している中・長期線から下に大きく乖離した時
▶売りシグナル
移動平均線は、上昇トレンドならば、支持線(サポート)として、下降トレンドならば、抵抗線(レジスタンス)として作用します。
1)中・長期線が上昇の後、横ばいか下落している時に、短・中期線が中・長期線を下に突き抜けた時(※デッド・クロスといいます)
2)中・長期線が下降し続けている時、短・中期線が、中・長期線の上に上昇した時
3)短・中期線が下降し続けている中・長期線の下にあり、中・長期線に向かって上昇したが、突き抜けず再び下落した場合
4)短・中期線が上昇し、上昇している中・長期線から上に大きく乖離した時

こちらでも確認してみてください。

指数平滑移動平均線
指数平滑移動平均線の特徴
単純移動平均線は、全てのデータを平等にあつかい、平均値を計算します。
すなわち、100日単純移動平均線は、100日前の数字も昨日の数字も平等に扱い、合計したものを100で割って計算します。
しかしながら、現在以降の相場変動を予想する上では、100日前の数字と前日の数字を平等に扱うのではなく、直近の値動きを重視し、過去の値動きを若干軽視した方が、より精度の高い予想ができます。

指数平滑移動平均線は、直近の値動きほど大きく加重する累積加重移動平均法の一種です。
数平滑移動平均線は、単純移動平均線と比較すると、直近の値を重視した数字になりますが、過去の数字の影響は、単純移動平均線では、無くなりますが、わずかに残ることになります。
計算式
指数平滑移動平均(n日)
=1日目の計算(c1+c2+c3+c4+c5+……+cn)÷n
=2日目以降の計算(前日の指数平滑移動平均)+α×(当日終値-前日の指数平滑移動平均)
*cn=n-1日目前の価格 c1=当日価格
*α(平滑化定数)=2÷(n+1)
使い方のポイント
指数平滑移動平均線では、当日の平均値は、「前日の平均値」と「当日の終値」の間にあります。
▶指数平滑移動平均線が上向き
⇒価格は指数平滑移動平均線の上に位置している
▶指数平滑移動平均線が下向き
⇒価格は指数平滑移動平均線の下に位置している

応用
指数平滑移動平均線は「MACD」に応用されています。

こちらでも確認してみてください。

ボリンジャー・バンド
ボリンジャー・バンドの考案者
ジョン・ボリンジャー (John Bollinger)
ボリンジャー・バンドの考え方
移動平均線を中心とする変動幅に収まる確率が高いとみなし、上・下に放れた場合は異常値であり、長続きせずに移動平均線に収るとみなす。
ボリンジャー・バンドの計算式
上部バンド:単純移動平均線+2標準偏差(σ)
単純移動平均線(MA):過去N日間の移動平均線
下部バンド:単純移動平均線-2標準偏差(σ)
標準偏差(σ):統計学的には、相場が正規分布である場合、価格は以下のようなバンド内を動くと見なされます。
±1σ標準偏差内で動く確率:68.27%
±2σ標準偏差内で動く確率:95.45%
±3σ標準偏差内で動く確率:99.73%

過去の相場変動から将来の相場変動を推定
過去の価格変動が移動平均に対して、±1σの範囲内に収まる確率が68.27%、±2σの範囲内に収まる確率が95.45%、±3σの範囲内に収まる確率が99.73%だったことで、将来の価格変動もこの範囲内に収まる可能性が高いと推定します。
バンドを放れた場合、長続きしないとみなす。
【逆張り指標】
レンジ相場:下部バンドを支持線(サポート)、上部バンドを抵抗線(レジスタンス)とみなす
▶買いシグナル
価格が下部バンドを下抜けた場合
▶ダブルボトム・バイ (Double bottom Buy)
1)最初の下げ(底)は下部バンドを下回る
2)2番目の底は、下部バンドを下回らない
3)移動平均線を上抜けた時に買い
▶売りシグナル
価格が上部バンドを上抜けた場合
▶ダブルトップ・セル (Double top Sell)
1)最初の上げ(天井)は上部バンドを上回る
2)2番目の天井は、上部バンドを上回らない
3)移動平均線を下抜けた時に売ります
【順張り指標】
ボリンジャー自身は、ボリンジャー・ブレイクアウトを推奨しています。
▶買いシグナル
価格が上部バンドを上抜けた場合 ⇒ 新しい上昇トレンド発生とみなします。
▶ダブルボトム・バイ (Double bottom Buy)
価格が下部バンドを下抜けた場合 ⇒ 新しい下降トレンド発生とみなします。

こちらでも確認してみてください。

MACD
MACDの考案者
ジェラルド・アペル (Gerald Appel)
MACDの考え方
短期と長期の指数平滑移動平均線によりトレンドの方向性、転換を見極める。
MACDの計算式
MACD=短期(12日)EMA-長期(26日)EMA:(短期と長期のEMAの乖離幅)
シグナル=MACDの指数平滑移動平均線 (通常用いる期間:短期12日、長期26日、シグナル9日)
MACD=短期(12日)EMA-長期(26日)EMA=0ということは、短期トレンド=長期トレンドということですから、トレンドの転換点といえます。

▶プラス圏
短期(12日)EMA-長期(26日)EMA>0ということは、短期トレンド>長期トレンドということですから、上昇トレンドと考えられます。
▶マイナス圏
短期(12日)EMA-長期(26日)EMA<0ということは、短期トレンド<長期トレンドということですから、下降トレンドと考えられます。
早期に反応:短期指数平滑移動平均線(EMA)
遅れて反応:長期指数平滑移動平均線(EMA)
トレンドの序盤から中盤にかけて、MACDは拡大します ⇒短期>長期
トレンド終盤では、MACDは縮小します ⇒ 短期横ばい・長期継続
▶買いシグナル
1)MACDがシグナルを上抜けた時 ⇒ 上昇トレンドが始まった可能性
2)MACDが0の上に抜けた時 ⇒ 上昇トレンドの確認 (短期>長期)
3)逆行現象 (ダイバージェンス):相場が下降しているのに、MACDが下げ渋る状態
▶売りシグナル
1)MACDがシグナルを下抜けた時 ⇒ 下降トレンドが始まった可能性
2)MACDが0の下に抜けた時 ⇒ 下落トレンドの確認 (短期>長期)
3)逆行現象 (ダイバージェンス):相場が上昇しているのに、MACDが上げ渋る状態

問題点
MACDは、移動平均線の組み合わせであるため、移動平均線の欠点、売り買いのシグナルが遅いことが欠点となります。
乖離率
乖離率・乖離線とは
「乖離線」、「乖離率」は、いずれも、価格と移動平均線との距離を表したものです。
価格が移動平均値からどの程度「乖離」しているか、「乖離」を比率で表したものです。

乖離率の考え方
「乖離線」:「価格-移動平均値」
「乖離率」:{ 「価格÷移動平均値」-1 }×100
乖離率の使い方のポイント
▶反転の目安となる水準を見つけることができる
移動平均線を中心として株価が推移している場合 ⇒ 一定の流れができている場合(もみ合い、上昇、下降)
レンジの上限 ⇒ 売り
レンジの下限 ⇒ 買い
▶値動きの変化を推測することができる
移動平均線が上値抵抗線・下値支持線になっている場合 ⇒上昇、下降への勢いが出ている場合
移動平均線が上値抵抗線・下値支持線となって推移している場合、乖離率の水準から、価格のトレンドと値動きの変化を推測できます。
移動平均線が下値支持線になっている場合 ⇒ 上昇トレンド⇒乖離率0%以上
移動平均線が上値抵抗線になっている場合 ⇒ 下降トレンド⇒乖離率0%以下
▶上昇初期段階の押し目買いに有効
価格の上昇初期段階を見つけ、急激な上昇の波に乗ることができれば、短期間で利益を得ることができます。
急激な株価の上昇・下落は、移動平均線との幅(乖離)を拡げ、乖離率を大きくします。
したがって、いつもより高水準・低水準の乖離率が出現した場合は価格に強い上昇・下落の力が働いている時だと考えることができます。
▶逆行現象で売り・買いサインを見つける
「逆行現象」とは、下降トレンドでは、価格は下落を続けていますが、乖離率は上昇する現象です。
逆行現象が見られた後、価格は急上昇する傾向があります。
逆行現象は、下落の力が弱まることで株価と移動平均線との「乖離」が小さくなり、発生するものです。
乖離率が高水準又は低水準で推移している場合に見られる逆行現象は、トレンドの転換を意味し、絶好の買いサインとみなすことができます。

サイコロジカル・ライン
サイコロジカル・ラインの考え方
上昇トレンドや下降トレンドが何日間も続くと、そろそろ転換するのではないかという「心理」的な指標です。
サイコロジカル・ラインの計算式
サイコロジカル・ライン(%)=(N日間のうち、前日比がプラスの日数)/N*100
N日数:12日
▶買いシグナル
サイコロジカル・ラインが25%以下で反転し上昇した時
▶売りシグナル
サイコロジカル・ラインが75%以上で反転し下落した時

サイコロジカル・ラインの問題点
「前日から上がったか下がったか」のみで、値幅については全く考慮されていない。
「値幅」を考慮したものが「RSI」です。
RSI
RSIの考案者
J.W.ワイルダー (Welles Wilder)
RSIの考え方
現在の相場水準が、一定期間の変動幅の中で、どの程度の強さなのかを見極め、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断します。
RSIの計算式
RSI={ (期間中の上昇幅の合計) ÷ (期間中の上昇幅+下落幅) } ×100(%)
RSIの使い方のポイント
全体の相場変動(上昇幅+下落幅)に対して、上昇幅がどの程度占めているかを表しています。
期間中、毎日連続して上昇すれば、100%、連続して下落すれば0%になります。
0%~25%:売られ過ぎ
75%~100%:買われ過ぎ
期間は、J.W.ワイルダー (Welles Wilder) は14日間を推奨 しています。

▶買いシグナル
1)RSIが25%以下になったら買う準備
2)25%以下で推移していたRSIが25%を上抜いてきた時に買い
3)RSIと価格の逆行現象 (ダイバージェンス divergence)で買い
▶売りシグナル
1)RSIが75%以上になったら売る準備
2)75%以上で推移していたRSIが75%を下抜いてきた時に売り
3)RSIと価格の逆行現象 (ダイバージェンス divergence)で売り
逆行現象 (ダイバージェンス divergence)とは、価格が上昇(下落)しているのに、RSIが下落(上昇)する動向がります。
フェイラー・スウィングズ (failure swings)。
ラリー・ウィリアムズ%R
ラリー・ウィリアムズ%Rの考案者
ラリー・ウィリアムズ (Larry Williams)
ラリー・ウィリアムズ%Rの考え方
現在の相場水準が、一定期間の変動幅の中で、どの程度の強さ(売られ過ぎ・買われ過ぎ)なのかを見極める ⇒ 高値からの相対的な位置
※安値からの相対的な位置は、「ストキャスティック」になります。
ラリー・ウィリアムズ%Rの計算式
%R={ (期間中の高値-終値) ÷ (期間中の高値-安値) } ×100
▶買いシグナル
上昇トレンドで、90%~100%で買い
▶売りシグナル
下降トレンドで、10%~0%で売り
ラリー・ウィリアムズ%Rの解説
計算式中の分子は、期間中の高値と現在の相場水準の差です。
分母は、期間中の高値と安値の差、すなわち、変動幅です。
意味は、現在の相場水準が、変動幅の中で、高値からどの位置にあるか、ということです。
100%ということは、(高値-終値)と(高値-安値)が等しいことですから、終値が安値です。
0%ということは、高値-終値=0、ですから、終値が高値です。
50%ということは、終値が、変動幅の中心、真ん中にあるということです。
【ラリー・ウィリアムズ (Larry Williams) の推奨】
100%に到達後、5日間待ち、95%以下に下落した後、買う
ストキャスティック
ストキャスティックの考案者
ジョージ・レーン
ストキャスティックの考え方
現在の相場水準が一定期間の変動幅の中でどの程度の強さ(売られ過ぎ・買われ過ぎ)なのかを見極める ⇒ 安値からの相対的な位置
※高値からの相対的な位置は、「ラリー・ウィリアムズ%R」になります。
ストキャスティックの計算式
%K={ (直近の終値-期間中の最安値) ÷ (期間中nの最高値-期間中nの最安値) } ×100(%)
%D={ (直近n’日の(直近の終値-過去n日の最安値)の合計) ÷ (直近n’日の(過去n日の最高値-過去n日の最安値)の合計) } ×100(%)
スロー%D=直近nʼ’日の%Dの単純移動平均
使用する日数:nは14日・9日・5日、n’は3日、n”は3日
▶買いシグナル
%K・%D共に25%以下の時に%Kが%Dを下から上抜いた地点を買いサイン
▶売りシグナル
%K・%D共に75%以上の時に%Kが%Dを上から下抜いた地点を売りサイン
【スロー・ストキャスティクス】
▶買いシグナル
%D・スロー%D共に25%以下の時に%Dがスロー%Dを下から上抜いた地点
▶売りシグナル
%D・スロー%D共に75%以上の時に%Dがスロー%Dを上から下抜いた地点

こちらも確認してみてください。

DMI
DMIの考案者
J.W.ワイルダー (Welles Wilder)
DMIの考え方
トレンドの強さを指数化。当日の高値・安値が、前日の高値・安値に比べて、どちらが大きいかを比較。
DMIの計算式
+DMと-DMを計算(Directional Movement)
+DM=当日の高値-前日の高値 上昇の強さ・上昇方向の増加分
-DM=前日の安値-当日の安値 下降の強さ・下降方向の増加分
+DM<0なら +DM=0 当日の高値が前日の高値を上回っていない場合
-DM<0なら -DM=0 前日の安値が当日の安値を上回っていない場合
+DM>-DMなら -DM=0 当日の-DMが+DMを下回っていれば、-DMは0
-DM>+DMなら +DM=0 当日の+DMが-DMを下回っていれば、+DMは0

▶1日の変動幅ATRを計算(Average True Range) 最大となる値幅=当日の値幅
A:当日の高値-当日の安値
B:当日の高値-前日の終値
C:前日の終値-当日の安値

▶この中で一番大きい数値を使用
+DI=(14日間の+DMの合計)÷(14日間のTRの合計)×100% ⇒上昇の強さ
-DI=(14日間の-DMの合計)÷(14日間のTRの合計)×100% ⇒下落の強さ
▶買いシグナル
+DIが-DIを下から上に抜いた時
▶売りシグナル
+DIが-DIを上から下に抜いた時
2本の線の差が拡大した局面 ⇒ トレンドは強い
2本の線の差が縮小した局面 ⇒ トレンドは弱い

サポート&レジスタンス
サポート&レジスタンスの計算式
レジスタンス値:終値がn日移動平均線を下抜けした時点から過去n日間の最高値
サポート値:終値がn日移動平均線を上抜けした時点から過去n日間の最安値
サポート&レジスタンスの使い方
価格と移動平均線の位置関係でトレンドの転換を分析します。
▶価格の下落局面では、直近の最安値をサポートとして価格が反発する可能性があり、そのまま割り込んだ場合はトレンドが転換したと判断します。
▶価格が上昇局面では、直近の最高値をレジスタンスとして価格が反落する可能性があり、そのまま上抜けた場合はトレンドが転換したと判断します。

いかがでしたでしょうか。
こんなに覚えられないよと挫折はしないでくださいね。
大丈夫です。
これらは、あくまでも僕たちのトレードを支える基礎知識と用語にすぎません。
スポーツや語学と同じで、慣れてくれば、自然に頭に残っているものです。
さて、上記を含め、テクニカル分析に用いるチャートパターンを画像にまとめたのでこちらも見ておいてください。

まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
当初の予定よりもかなり長くなりましたが、今回の記事があなたの「稼ぎ」の武器になることを心より願っています。
そしてぜひ僕と同じように結果を出していってもらいたいです。
ですがそこからはあなた次第です。
止まっても、また一歩を進んで、そこから圧倒的結果へと結びつけていってもらいたいと思っています。
それでは今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次回の記事も楽しみにしていてください。
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